眠りの本質を知ることが
寝具づくりの出発点なのだ。


現代の科学によっても睡眠のメカニズムは完全に解明されたわけではないが、少なくとも2種類の眠りがあることは 分かっている。1つは急速眼球運動を伴うレム睡眠と、動かない状態のノンレム睡眠。一般には、レム睡眠が 「体の休息」、ノンレム睡眠が「脳の休息」と解釈され、この2つが交互に繰り返されることで疲労が回復されていくわけだ。
 KAMEXは別に科学者集団ではないが、こうしたさまざまな眠りの本質に迫るために『睡眠環境シンポジウム』をはじめとする 各種の研究会に出席。最近は特に、人体と寝具との間に形成される”寝床気候”という現象に注目して、快適な寝具づくりを進めている。

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