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正直を商売の原点に 代表取締役 斉藤栄一
【経営ビジョン・販売戦略】皆様方のおかげで昨年9月に創業50周年を迎えることが出来、深く感謝を申し上げたい。当社では98、99年と情報ネットワーク化と改善活動に取り組んできたが、西暦2000年の今年は、この2年間の活動を検証し、更に掘下げる計画である。
先日、アサヒビール株式会社名誉会長、樋口廣太郎氏の対談を読んだが、樋口氏の実家は京都でふとん屋を営んでいたそうだ。子供の頃の父君の言葉は、「ふとんは中に綿をいれて上を布地で包む。中に悪い綿を入れても分からない。だが、分からないものほど、いいものを使う。これが商売の原点だ」というものだったとの事。正に当社の故斉藤一郎会長の言葉そのものである。
これからも当社は「正直」を商売の原点として、感謝の心を持ち、JBAと全日綿の一員としてお互いに切磋琢磨して、新たな50周年に向かって一歩一歩前進していく考えである。
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平成12年7月吉日
株式会社カメックス
社長 斉藤 栄一 様 アサヒビール株式会社
名誉会長 樋口 廣太郎
拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、この度はお手紙を頂戴致しまして、洵に有り難うございました。
商品を大事にし、自分の商品に誇りをもっておられる方は、やはり同じことを考えているものですね。
最近の拙著を同送致しましたので、ご一読いただければ幸いに存じます。
末筆ながら、斉藤社長様には益々のご健勝とご活躍をお祈り致しております。
敬 具
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