使用状況や収納方法により異なりますが、一般的には5年位です。ウールは、その特性から使用している間に徐々にヘタリが生じますが、機能面はあまり変わりません。しかし、3年位経ったら点検されることをお勧めします。
ふとん日干しのコツ
・週一回ほど ・午前10時〜午後3時の間 ・ 片面2時間 ・カバーをかけて ・取り込み時は強いタタキは避ける
ウールにはウール独特の臭いがあります。産地や収穫時期、洗いや加工方法等により、多少の違いがありますが全く無臭ということはありません。ある程度の臭いはやむを得ません。 また、使用中でも湿気を吸収してそのままにしておきますと、臭いが出ますので日干しをし乾燥させてください。
ウールの表面はウロコ状となっており、ふとん生地から毛が出やすい性質があります。そのため、ふとん生地には毛が出にくい生地が使われたり、加工が施されていますが、ある程度の吹き出しはやむを得ません。多少の吹き出しであれば使用上は問題ありませんので、カバー等で覆って使用してください。 しかし、吹き出し量が多い場合には、購入店又はメーカーにご相談ください。
羊毛(ウール)ふとんのクリーニングは、ドライクリーニング又はふとんの丸洗い業者による水洗いができます。ただし、クリーニングする場合には専門業者か、寝具専門店にご依頼ください。ご家庭での水洗いは、ウォッシャブルと表示してある薄いもの以外はお避けください。
Q11
羊毛(ウール)ふとんからダニが発生することはありません。しかし、家庭内にいるダニがふとんの表面に付着することがありますので、お部屋のお掃除やふとんの日干しなど普段の手入れをお勧めします。
長期間保管の前に・・・
・日干しでしっかり乾燥 ・汚れの除去 ・通気性のあるケース、布で包む ・防虫剤 ・湿気のない場所に
ウールは自然のままでも極めて燃えにくい難燃性の繊維ですので、火がついても火元がなくなれば燃え広がらずに炭化します。そのため、羊毛(ウール)ふとんは、とても安全な寝具に数えられます。